設計打ち合わせ③ 窓・設計契約(オープンハウス)

設計図面 家を建てる

オープンハウスで土地を買いそのままオープンハウス・ディベロップメントで建築することにして、設計打ち合わせを行いました。その前半(構造・間取りの決定まで)のうち3回目の打ち合わせ(設計契約)の記録です。

設計打ち合わせ③(オープンハウス)

2回目の打ち合わせの翌週に、渋谷ショールームで3回目の打ち合わせ(間取り・窓の決定、設計契約)を実施しました。事前に概算見積り明細に対する採否と窓配置の検討結果をメールで送りました。更新版の間取り図の事前送付はありませんでした。

事前に伝えたこと

概算見積り明細に対する採否と窓配置の検討結果を送りました。

概算見積り明細に対する採否

2回目の打ち合わせ時に渡された概算見積り明細について、2回目の打ち合わせ内で不採用と伝えたものも含めて、変更する項目と変更内容を列挙して送りました。

オプションを外すことで費用の合計がいくらになるかを見つつ検討したかったので、見積もり明細をエクセルに起こし直して作業しました。主に以下の明細を変更しました。結果的にこちらの希望ではなく設計士さんが入れたものをキャンセルし、残すものも適用範囲を縮小して予算を削減しました。その分収納用のロフトの増床に充てました。

[キャンセル]

  • 構造:2階寝室の増床、キャットウォーク、ふかし柱、ふかし壁
  • 外装:金属防水(スカイプロムナード)
  • 内装:格子間仕切り
  • 建具:室内窓、ロフト階段下収納の扉(扉なしに)、引き戸(2階トイレ・寝室)

[変更]

  • バルコニー増床:幅+30cmとしていたのを予算都合で+10cmに縮小
  • ロフトサイズ:約2帖 → 約4帖に増床
  • バルコニー手摺:幅いっぱいの持出格子 → 一部幅の床支持格子
  • 階段:ひな壇の段数を4段 → 2段に縮小
  • 玄関収納:二の字型に変更

窓配置の検討結果

オープンハウスの場合、参考プランの窓の数に対して個数を増やすと1個¥38,500かかります。また、窓の種類ごとの標準サイズを超えると標準外サイズの加算料金が、樹脂窓に変更するとその差額が窓ごとにかかります。これらの費用計算、および、2回目の打ち合わせで設計士さんから聞いた、現状の間取り図における採風とデザインの考慮点を踏まえて、自分で窓の配置を考えました。

2回目の打ち合わせでもらった間取り図と立面図(側面図)に赤入れをして窓の位置・種類・サイズを修正したものを、写真で取って設計士さんに送りました。それを使って3回目の打ち合わせで窓配置を検討・決定しました。

  • テレビ背面の縦スリット窓を削除
  • 窓の数を増やさないように、並べて配置されていた採光用の窓を統合(2個あったものを横長の1個に)
  • 同様に、縦すべり出し窓が横並びに配置されていたものを、横すべり出し窓や引き違い窓に変更
  • 高さを揃えてあった縦すべり出し窓について、室内から見て同時に見ることがないもの(廊下と居室など)は、採光を優先して標準内の最大高さに変更
  • キッチンの壁面に横長のFIX窓を追加(採光のため)

打ち合わせ3回目

間取りと窓を決定し、設計契約(建築設計・管理業務委託契約)を行いました。

間取りについては2回目まででほぼ決定できていたので細かい調整で問題ないと思っていましたが、窓については手書きの図面を送った状態で、相談・検討したいこともあったので決まるのか少し不安でした。

3回目打ち合わせの概要

前半で間取りと窓の検討と概算見積を確認した後、後半で「設計契約前確認事項リスト」と設計契約書・重要事項説明書の読み合わせを行いました。後半の途中で、設計士さんの上席が来られて「住宅省エネ評価」を実施するかどうかの意思確認をされました。最後に、設計契約時金の振込案内がありました。

概ね上図の通りで、持ち帰り事項にある事項(設備仕様、収納内部、外構仕上げ)については、カラー打ち合わせの次に続く詳細確認・電気の打ち合わせで決められればよいということで具体的な持ち帰りはありませんでした。

カラーについて、2回目の打ち合わせで渡されたカラーシートを記入して渡しました。これはコピーを取られただけで3回目の打ち合わせには関係ありませんでした。ある程度事前にイメージをもたせるためと次のカラー打ち合わせの担当に引き継ぐためと思われます。実際、カラーシートを埋めようとしてカタログを一通り確認して検討する作業を事前に行ってしまいました。(まだ先でいいはずだと思いながら欄があるのでやってしまった)2回目と3回目の打ち合わせ間隔は1週間で、窓の検討もあったのでカラー検討を一通りするのはやや負荷が高かったです。

間取りの検討(3回目最終)

間取りはほぼ決定していたので次の細かな点を検討しました。ロフトの天井高と屋根形状について、2回目の打ち合わせで検討をお願いしていたのでその結果確認を行いました。

  • バルコニー格子を一部にしたので位置の検討(真ん中にしました)
  • ポーチの段数・段差の確認
  • バルコニーに庇を付けるかの相談(なしにしました)
  • 玄関収納の位置の微調整

ロフトについて

2回目の打ち合わせでは、片流れ屋根の途中で勾配を切り替えて下側を急勾配にして上側の屋根全体の高さを上げることができるという話でしたが、3回目の打ち合わせではそれができない(これがX方向とするとY方向の屋根が北側の斜線制限に当たるため)ということで、勾配の切り替えがない6寸の急勾配の図面になっていました。

左)2回目打ち合わせ時の設計士さん赤入れ 右)3回目打ち合わせ時の提示図面


天井高については2階が2,300mmで希望通りでしたがロフトが最大1,200mm、最小460mmで前回の図面より低くなっていました。前回より2階で+200mm、ロフトが-100mmで計+100mmしかアップできなかったということになります。ロフトの最小天井高も随分低くなっていて残念でしたが、出来ないということであれば仕方ないので了承しました。ダウンライトをやめれば8cm位上げられるという話だったのでそれをやって少しでも天井高を確保しようと思います。

窓の検討(2回目)

3回目の打ち合わせの前にメールで送っておいた私の配置案をベースに、窓の配置を決定していきました。基本的に私の配置案で決定していきましたが、次の点を設計士さんの意見を入れて修正し、その場で図面に赤入れしていきました。

  • 1階洗面台背面の横長FIX窓について、洗面台メーカーにより付けられないということでしたが、3回目の打ち合わせより後にメーカーショールームの予約日を入れていてまだ決定していませんでした。そのため窓の配置を先決めしなければならず、洗面台の選択肢を残すために洗面台背面の窓をあきらめました。
  • 2階ダイニングの窓を、数を減らすため引き違い窓にしようとしましたが、換気効果のある窓(縦すべり出し窓)がLDKに一つもなくなったことを指摘され、一組以上は設定すべきと強く勧められため、縦すべり出し窓2つに戻しました。
  • 2階ダイニング横にリビング勉強スペースを設定していて、その壁面に横すべり出し窓を配置しました。のちのちDIYで本棚などを設置予定のため、窓と棚の上下の関係を相談しました。私は座ったときの目線位の位置に窓を想定していましたが、隣家との目線のかち合い懸念・風が吹いた場合の影響を考慮して窓は目一杯上に上げてその下を棚の設置スペースにすることにしました。
  • 2階寝室の引き違い窓について、斜線制限による母屋下がりのため、シャッター付きにすると設置する高さを低くして落下防止の手すりを付ける必要があるということでした。(シャッターなしであれば目一杯上に付ければ手すりは不要)また、シャッターなしの方が単価が高く(2万円程度)、ガラスに防火用の網目が入ります。これらを考慮して、シャッターなしを選択しました。
  • 天窓(トップライト)について、参考プランでも2回目の打ち合わせで提示された2階BRが増床されたプランでも1個ついていましたが、結果なしになりました。雨漏りが発生しやすい場所になるということで設計士さんは採光の理由で必要な場合でなければ付けないことを勧められました。

最後に、樹脂窓にする窓を確認しました。私は、費用を抑えるためにLDK・居室で面積の大きい窓を樹脂窓、それ以外をアルミサッシにするという単純ルールで検討していたので、上記の検討で窓の種類を変えましたがその場で悩むことはなく、樹脂窓にする窓を確定できました。
結果的に、リビングと居室の引き違い窓3個とリビングの採光用FIX窓2個を樹脂窓(APW)にしました。

概算見積りの確認

事前に伝えたオプションのキャンセル・変更分を口頭であらためて伝え、見積もり明細をその場で修正してもらいました。構造・間取りについて、2回目の打ち合わせで出てきた概算見積りから以下が追加になっていました。

  • 急勾配屋根(6寸以上)
    適用面積が35㎡未満と以上で金額が2段階で設定されており(¥79,200と¥165,000)面積に比例ではありません。2回目の打ち合わせで購買を切り替えて下側だけが急勾配屋根と想定していて35㎡未満で収まると見込んでいましたが全体が6寸勾配の屋根となったため35㎡以上に該当しました。
  • 階段形状変更(ロフト)
    直線型をL字に変更した分です。(¥44,000)
  • 階段の段追加
    1段追加を希望したものが反映されていました(¥44,000 / 段)
  • 1階脱衣所引き戸の単価
    2回目の打ち合わせより単価が上がっていました。カタログを確認すると特寸の単価が適用されており図面は変わっていないため、前回が誤りだったと思われます。
    ただし、これはその場では気付かず、契約後に前回のエクセル計算と比較したときに気付きました。まだ中間時点なのでよいですが、建築請負契約のときにこういうことは起きないでほしいと思いました。

窓については、3回目の打ち合わせで個数・種類・サイズを決定しますので、正確な見積もりはその場では出ませんでした。また打ち合わせの流れ的には、後述の「住宅省エネ評価」について上席の方と会話している間に、横で設計さんが窓の図面の清書(紙)と見積もり明細の修正(こちらも紙)をして、その後に窓の見積もり明細を確認しました。

窓の概算見積りの構成は次の通りで、約54万円でした。
後から思えば、樹脂窓の見積もり明細だけでなくアルミサッシ窓の明細も事前に作ってもらっておけば、アルミサッシ窓の標準外サイズ加算を概算ではなく正確に出せていたと思います。

  1. 窓本数加算
    参考プランの数とおなじになるように個数を決定したため加算ゼロ。
  2. 樹脂窓(APW)
    2回目の概算見積もりにすべての窓が樹脂窓の場合の明細があり、3回目の打ち合わせで追加変更したもの以外は、該当の明細を残せば樹脂窓の見積もりになりました。
  3. シャッターなし引き違い窓(樹脂窓)
    11409サイズで約¥100,000
  4. アルミサッシ窓の標準外サイズ変更
    横すべり出し×2、縦すべり出し×1、FIX×2の計5本で5、6万円。
  5. YKKAPの搬入費¥103,400(固定)

最終的に、設計契約時点の構造・間取りのオプション合計は約450万円でした。この先の加算分を想定すると既に予算オーバーが確定しました。。

「設計契約前確認事項リスト」の読み合わせ

間取り・構造に関する24項目のチェック事項と、建築設計後の間取り変更不可であることや窓の目隠しとかエアコン給湯機などの吹き出し口に関して隣家と調整が必要となった場合は建築主が解決すること等の確認事項5項目からなる書面を読み合わせ、署名しました。

間取り・構造のチェック事項としてはそれまでの打ち合わせで確認済みであった項目がほとんどで、1項目ずつ今回の間取りでの概略を説明されますが、特に引っかかったり立ち戻ることなく流していきました。(というより時間が押し押しで、こちらから食い気味に理解を言って進めていました)

サッシ種類と高さ、天窓のサイズ位置、サッシ・建具の開閉方向、干渉、家具の搬入経路、床暖房の場所、重量物・ニッチの有無、ポーチ・玄関・階段下トイレの段差・段数、バルコニーの跨ぎ高さ・手摺形状・防水仕様、ロフトの寸法・天井高・梯子位置、天井高さ・母屋下がり・天井形状、制震装置、ユニットバス・キッチン・洗面台の寸法、給湯機の位置、エアコン設置予定位置(室外機含む)、居室名称、建物の境界からの位置、玄関・駐車スペースの道路境界からの高低差、ガレージ有効寸法、屋根形状と軒の出寸法

このチェック項目を起因にはじめて確認したり図面に戻って再確認したものは以下でした。

  • 建具の開閉向きをスイッチの想定位置を書き入れながら確認
    (スイッチは電気打ち合わせで決定となります)
  • 床下点検口、天井点検口の位置
    (床下点検口をオプションの収納付きに変更するかも併せて)
  • 車の進入経路と前面道路幅による制限、電柱等の位置と切り返しスペースの確認
    (周辺道路から入ってきて駐車するまでの動かし方と要回避物をシミュレートしての確認)

「住宅省エネ評価」の意思確認

上席の方が来られて、あらためて説明を受けました。省エネ評価はしないことにしました。
オープンハウスの住宅は標準で省エネ基準を満たすことから、各種等級の認定を取得するメリットは金銭的なものはなく、認定結果が残ることがいわゆる「お墨付き」のようなものと理解しました。今後もし売却することになっても査定には影響がなく、買主が決断するにあたっての最後のひと押しになるかもしれない程度ということでした。
一方で評価を実施するための費用¥55,000が必要なため、それであればセンサーライトを3ヶ所付ける人もいると上席の方が言われたので、なおさら評価をする気はなくなりました。

まとめ(打ち合わせ3回目)

3回目の議事録は議題の箇条書きがされていた程度で内容はありませんでした。手書きで間取り・窓配置を修正した図面と手書きの概算見積りを渡され、こちらが後日内容を確認できるものになりました。「設計契約前確認事項リスト」、契約書本体と重要事項説明書が既定の内容で依頼主保管分が渡され、以降の間取り変更が不可となります。
建築確認申請の今後の見込みとして3〜4週間程度で終わる見込みで、構造上の確認/調整/指示事項があった場合は行政とのやり取りが発生して伸びるとのことでした。そこまでいけば法令上のレビューも通って建築設計として確定するものと理解しました。
間取り図の清書版がいつもらえるかは確認しませんでした。後日カラーの打ち合わせが始まっても設計士さんからの連絡はなく、カラーの打ち合わせでは別担当の方にて修正版の図面が使われました。清書版で間違いがないか確認依頼を出すべきだと詳細打ち合わせが始まる前の時点では思いました。(以降の修正が出来ないと言っておきながら打ち合わせ後図面での最終確認がない)
その他、印鑑を預けるので「建築確認申請等の委任・押印に関する承認書」を署名捺印しました。

  • 概算見積りの確認が2回目、窓の打ち合わせが2回目となるタイミングで設計契約を迎えました。それぞれ手書きの書類でその場で確認するので、1回目終了後の内容で十分に精査して慣れておかないと、2回目の修正内容をその場で精査した上で設計契約書に判を付く必要があるので、厳しいと思います。
    (私は十分やっていたつもりですが、設計契約の後で建具の単価が前回見積もりと変わっていたことに気付きました)
  • 予算が厳しい場合は、この時点でオプションをきっちり削っておかないと後で増えます。

次はカラーの打ち合わせです。

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