オープンハウス・ディベロップメントの最終打ち合わせ(設備仕様確定・電器関係確認)の打ち合わせ内容を紹介します。電気関係の内容は別記事にまとめています。
詳細打ち合わせ2回目の2週間後にオンラインで最終打ち合わせを行いました。当初は詳細打ち合わせ2回目の翌週を予定していましたが、設備関連の見積りが間に合わないということで急遽前日に延期となりました。また、電気関係の確認に時間を要して予定時間をオーバーし、別日に追加で1.5時間の打ち合わせを行いました。(計4時間かかりました)
最終打ち合わせの概要
最終打ち合わせのチェックリスト(建築請負契約の事前確認事項リスト)に沿って、前半に外装から内装・設備までのカラーとオプション仕様の確認(詳細打ち合わせ①と同じもの)を行って設備仕様を決定し、後半を電気関係の確認に使いました。電気関係の検討についてはこちらの記事にまとめています。
当初のスケジュール表では、決定内容として図面内容と見積もりの承認となっていますが、電気関係の打ち合わせの続きや最終確認の結果を受けて図面の修正があるため、確定は最終打ち合わせ後、建築請負契約の前までの間になります。

また、建築請負契約に先立っての工事請負契約約款を事前送付し、契約当日の読み合わせを省略する旨の案内がありました。最終打ち合わせを受けた反映図面・見積もりと合わせて送付されます。(つまり、お渡し書類にあるものは最終打ち合わせの事後に渡されます)
最後に、確認事項リストの下部にある承認事項(隣地との調整発生時の対応等)を読み合わせ、「こどもみらい住宅支援事業」の給付金申請の頭出しを受けて、すべての打ち合わせが終了となりました。
建築請負契約の事前確認チェックリスト
このチェックリストに沿って、最終的な確認を行いました。それぞれの詳細を後述します。
- 外部仕上の色・柄・品番、外壁貼り付け位置・金物関係の色
- 雨樋・排水管のカラー
- 内部仕上の色・柄・品番および承認図、アクセントクロスの貼り付け位置
- 収納内部の仕様(枕棚、ハンバーパイプ)
- 物干金物の取付位置
- 窓ガラスの確認(透明かすりガラスか)
- 自動火災報知器の設置位置(熱検知/煙検知、通報機能なし、電池切れ等に伴うメンテナンス)
- ガスメーター・電気メーターの位置(変更不可)
- 24時間換気の設備位置
- 照明器具・コンセントの位置と仕様(床からの高さ、光源の色)
- オプション内容(見積書)
- カーテンレースの確認(ジアス発注ありの場合、設置箇所と費用の確認)
- 排水ポンプ設置に関する確認(建物から前面道路までの管の勾配が確保できず、設置が必要な場合)
最終確認の詳細メモ
カラーとオプション仕様の再確認
外装から内装・設備までのカラーとオプション仕様について、再度読み合わせを行いました。
雨樋や金物のカラーや、収納棚関連のオプションなどがA3で2枚にまとまっているものでした。
誤っている(カラー打ち合わせで伝えたはずの内容と違う)ものが数箇所ありましたので、きちんと再確認した方が良いと思いますが、読み合わせなくて書面確認でいい気もしました。(その後の電気関係の確認で時間オーバーしたこともあり)
もし変更希望がある場合、変更が可能な最後のタイミングになります。(変更可否は内容によります)
設備仕様の決定
メーカー選択の必要がある、キッチン・ユニットバス・洗面台・トイレについて、最終打ち合わせまでに未決定の場合、選択肢として検討しているパターンの見積とプレゼンテーションシート(承認図)が揃った状態になっていますので、どれを選択するかを決定します。
決定した設備内容について、プレゼンテーションシート(承認図)に誤りがないかを確認します。
窓仕様の確認
窓の仕様について、平面図の記号にこれまでの打ち合わせで決定した内容が反映されていますので図面に沿って確認します。

- 種類(FIX窓、開き方の種類)
- サイズ
- 床からの高さ
- 高断熱窓か標準アルミサッシ窓か
- 型(透明ガラスか、すりガラスか)
- 網戸のオプション採否
1〜4は設計契約時の内容であり確認不要(変更不能)のため、5, 6について再確認します。変更できる最後のタイミングになります。
私は、網戸のグレードアップ(YKK:クリアネット)をすべての窓に希望していましたが、カタログを再度確認するとすべてオプション費用がかかる(標準でクリアネットになるのはAPWの一部の窓だけだった)と判明したため、見栄えを考慮して2階の引き違い窓だけに絞りました。
収納内部の確認
造作希望があったり特殊形状となる収納については、2回目の詳細設計打ち合わせで内部の確認が済んでいましたが、標準的なクローゼット内部も含めてすべての箇所を図面で確認しました。
凡例に基本の仕様が記載されていて、渋谷ショールームの標準部屋にあるクローゼット(押入れタイプ1帖サイズではなく奥行き壁芯682.5mmの方)の仕様は以下になります。
- 棚板一段:高さ1700mm、奥行き375mm
- ハンガーポール(棚板とセット商品):奥行き275mm
高さについては、棚板とハンガーポールをセットで調整可能で、奥行きは変更不可でした。
給排気口の確認
第三種換気(自然給気+機械排気)による24時間換気システムであることの説明と、給排気口の設置箇所を確認しました。
機械排気(換気扇)は、オープンハウスの場合は基本的にトイレに設置されます。
給排気口の位置と高さの事前確認、および、調整したい点の検討をおすすめします。
建築主側から特に申し出がなければ、次の内容で設計士が配置した内容で決定となりますが、次に述べる観点で問題がないか検討してみると、設計士さんの考慮が及んでいない所が判明するかもしれません。
- ベースの高さは、フロアレベル+2100mm
- キッチンの給気口はキッチン付近でフロアレベル+300mmに配置
- 居室の給気口は、各居室(LD、BR、SR)にそれぞれ1つ設置される(給排気の計算に基づきますが大体の間取りで基本通りになる)
私は事前に次の観点で検討し、変更希望を伝えました。設置する部屋は変えられないものの位置については調整が可能でした。
トイレの換気扇の位置・高さ
オープンハウスの場合、狭小地のため階段下にトイレを設置する参考プランが多いと思います。我が家も1階は階段下です。階段下トイレの換気扇について、位置は便器先端の横で高さがフロアレベル+1250mm(芯)で配置されていました。2階は母屋下がりの下側にトイレを横向きの配置になっていて、位置は正面側の端寄りで高さはフロアレベル+1800mm(芯)でした。1階の高さについて他の方の記事を参考に次の通り変更しました。


- ドアの下側に隙間があり給気は下から入り、換気扇から出ていくため高低差がないとトイレ内の換気にとって効果が低くなる。(床側に換気扇の位置を下げると下側だけの換気になる)
→ 当初、床側にしようと考えていましたが思い直しました。 - 階段下トイレの換気扇の位置が、座ったときの顔の位置になっていて、常時回っている換気扇の真横で用を足すことになり、たぶんうるさい。
→ 高さをなるべく上げてもらいました。
居室の給気口の位置・高さ
- 高さについて、標準の高さは天井よりなので室内側から見た美観を重視しています。
清掃時や市販のフィルタを付けた場合の交換時には脚立か踏み台がないと届かない高さです。
→ 清掃時のアクセスを優先する場合、高さを下げた方が良いです。 - 位置について、壁やエアコン・収納などに囲まれた奥まった位置にするとメンテナンスしにくくなります。また、ベッドやテーブルなどを壁付けで配置する予定のその壁に給気口があると、メンテナンス時に踏み台を置けなかったり、高さを下げておいたとしても清掃時にゴミが家具の上に落ちる可能性があり、そういった位置に配置することはおすすめできません。
キッチンの給気口の位置
キッチンが独立していない間取りの場合、給気口が生活スペースに配置されることがあります。我が家の場合はキッチンが通路を兼ねているため横のダイニングスペースに配置されました。また、位置は窓に合わせてありダイニングテーブルの椅子を置くあたりでした。
- キッチンの換気扇を回した際の給気口となるため、通過する風量がそれなりにあるため、椅子の足元に配置すると寒さを感じると想定されます。
→ 設計士さんには給気口は目立つため気になると指摘されましたが、寒いよりはよいという判断で位置をずらしました。(当初は見た目が気にならないように隠れるような配置にされていたということになります)
電気関係の確認(2回目かつ最終)
電気関係の検討についてはこちらの記事にまとめています。
図面の最終確認
前回の打ち合わせで議題にした内容が図面に反映されているか確認しました。
壁関連と天井形状
- リビング内に飛び出した壁(囲われた内部)
→ 図面上はDSを小さくすることはできず、あとは現場の施工時に大工さんがどこまでできるか次第で申し送るということでした。(図面に明記されないと不安ではある)
- 収納想定空間の天井形状
→ 未反映でした。図面には天井形状の記載が入る予定ということを確認し、後日図面で確認することにしました。
- 冷蔵庫横の壁
→ 反映されていました。300mmの袖壁が追加され、そこに照明スイッチや床暖房リモコン・コンセントをその壁に設置するようにしました。
下地(費用のかかり方)
また、下地について未確定だったため、位置と設置個数を確認しました。(将来間仕切りと洗面室のロールスクリーン分が算入済みで、リビングデスク壁を追加)
下地に関する情報です。
- 天井下地と壁下地は同じ単価(¥7,700 / 箇所)
- 910mm角を基準とした面積で箇所数を計算(例:3mの帯状の場合、4個。910mm未満の場合の幅は関係ない)
- 帯状の天井下地の場合の幅は15〜20cm程度
- 梁の真下は天井下地は必要ない
- 壁下地は高さは費用に影響せず、設置する幅に対して同上の計算方法。
スイッチの並び
スイッチの並び(複数スイッチを1プレート内に納める場合の並び位置)について、前回の打ち合わせ後に希望を出していました。これについては最終の図面に追記されます。
見積もりの読み合わせ
見積もりを読み合わせ、過不足の確認を行いました。
この時点で、最終打ち合わせで変動した事項(照明・スイッチ・コンセント・下地)を除いて金額がほぼ確定しており、外構の形状変更に伴うコンクリートブロックだけが概算で確認中とのことでした。下地の個数(箇所数)は打ち合わせ内で確認したため変動しないと思われるので、あとは電気関係の見積もりを最終図面と併せて確認すれば、すべての費用が確定するところまで来ました。
こどもみらい住宅支援事業について
厚生労働省の「こどもみらい住宅支援事業」について2022/4/28に予算措置が拡大され、省エネ基準に適合する住宅については2022/6/30までに請負契約を締結(注文住宅の場合)すれば、60万円の給付を受けられるとの案内があり、請負契約時に申込書に記入するとのことでした。(オープンハウスの住宅は省エネ基準に適合するため6月中の請負契約案件については等しく案内している)
デベロッパーによる申請事務として¥110,000請求するということでしたが、給付金と合わせて差し引きプラスになるので申請しました。

出典(厚生労働省):https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001480455.pdf
③の *青字 については「なお、住宅・建築物のカーボンニュートラルに向けた取組を加速する観点から、より高い性能を有する省エネ住宅への支援に重点化するため、「省エネ基準に適合する住宅」の新築については、令和4年6月末までに工事請負契約又は売買契約を締結したものに補助対象を限定。」とあり、これは令和5年3月末まで受け付ける①と②に誘導する施策であるということです。



最終打ち合わせまでにメーカー選択や設備の決定が済んでいればここではその再確認だけになりますが、最後まで悩んでいる場合は時間がかかってしまいますので、見積もりを事前に連携してもらい悩みは終わらせておく(打ち合わせの前には決めておく)方が、時間オーバーの要因になりません。