オープンハウスで土地を買いそのままオープンハウス・ディベロップメントで建築することにして、設計打ち合わせを行いました。その前半(構造・間取りの決定まで)のうち初回打ち合わせの記録です。
設計打ち合わせ①(オープンハウス)
土地の決済日の週末に初回打ち合わせを行いました。先立って、設計士の方から電話がありご挨拶と最初のヒアリングがありました。
最初のヒアリング
以下の事項をヒアリングされました。また最初の打ち合わせに向けて、こちらから間取りの希望を伝えておいた方がスムーズであるという記事を見ていたためメールで希望を送っておきました。その日から初回の打ち合わせまで中1日だったこともあり、初回の打ち合わせ時に希望内容を反映した間取り図(全体の清書版)が提示されることはありませんでした。
最初のヒアリング内容
電話口で次の内容を聞かれました。
- 家族構成
- 寝室、サービスルームの使い方イメージ
- 寝具のタイプ(布団/ベッド)、サイズ
- 車の保有有無、サイズ
- その他、間取りの希望の有無
私の場合、参考プランは2LDK+1Sで、寝室とSRを入居時は区切らず子供の成長に応じて将来間仕切りすることを想定していたためそれを伝えました。車のサイズは参考プランではコンパクトカーの大きさだったので大きくする必要があるかを確認されました。
参考プランでは収納が不足するためロフトを予定していることをこの段階で伝えました。最後にこちらから一通りの間取りの希望をメールで送ることを伝えました。
最初に伝えた間取りの希望
間取りの希望として、初回打ち合わせの前に次の内容を送りました。
参考プランのどの部分をこう変更するという具体的な内容よりも、目的や使い方についてイメージしていることを伝えた方が良いです。設計士さんが考慮しやすくなり、スペースや構造的に実現できない希望に対しても代替案を提案しやすくなります。
また、希望を叶えるために譲って良いところも伝えておくべきと考えてその点も含めました。
私の場合はこのような感じです。
- 収納が主目的の屋根裏部屋を4、5帖設けたい。固定階段を付けたい。
- 玄関土間を広くしてベビーカーや自転車を置きたい。
- 脱衣所と洗面台を分けたい。洗面台の幅を広げて2人で使いたい。
- 居室2室の間を壁を新築時は造らず、子供が成長したら仕切るようにしたい。
- 居室は狭くして良い(最低4帖程度、子供部屋を想定していて自室でなくリビングに誘導したいため広すぎない方が良い)
- 幹太くん設置希望
- リビング学習に使える据え付けの机
- キッチンの向きはこだわらない
- バルコニーの奥行きを少し広げたい
- (できれば)リビングの近くに手洗いを追加したい(洗面台が別階なのでキッチンで手洗いをすることになると想定してそれを避けたい)
この他、窓に関する希望も同時に送りましたが、それは初回打ち合わせでは使わず2回目で検討となりました。
Webカタログ
電話でのヒアリングの後、Webカタログを閲覧するためのログインID・パスワードが連携されました。(2022年下期版)
主要なオプションについて、他の方の過去記事でおおよそ把握していましたが、単価が上がっているものが幾つもありました。
設計打ち合わせ(初回)
オープンハウスの設計打ち合わせは3回で、間取りと構造に関わる仕様がそれまでに決まらない場合は1回¥35,000で打ち合わせの追加ができますが建築が遅れます。
スケジュール

初回打ち合わせにて建物引き渡しまでの全体スケジュールの説明があり、住宅省エネ性能に関する評価・説明を実施するか/しないかの判断を行う必要があることの説明がありました。(持ち帰りの宿題)
3回目で「建築設計・管理業務委託契約」の締結となり、自治体への建築確認申請に移るため、間取りと構造に関わる仕様を3回目までに決定する必要があります。間取りと構造に関わる部分のオプションの概算見積もりが3回目で提示されました。
私は、初回から3回目までの打ち合わせを3週連続の土曜日に行いました。
4回目以降はカラーと詳細仕様(電設)の打ち合わせが続き、標準では7回目で図面・見積もりを最終承認し打ち合わせ終了となります。その後、工事請負契約を締結し着工となります。
また、ウクライナ侵攻など外的要因による木材の供給不足が発生しうる説明があり(スケジュール資料で赤字になっていた)、建物引き渡し(決済)のタイミングが前後する場合、いつまで許容できるかを確認されました。
Web打ち合わせ
コロナ対応もあり、打ち合わせのおよそ3回に1回がWebで実施するスケジュールでした。それ以外は渋谷ショールームでの打ち合わせとなりますが、それも希望すればWebに変えられるようです。私は第6波のピークを越えた頃で感染懸念は大きくなく逆に全てをショールームで行う必要もないと考えて、提案に従ってWebを交えて行いました。
初回打ち合わせ、カラーの初回打ち合わせ、最終打ち合わせ(図面・見積もり最終確認)の計3回がWeb打ち合わせ、それ以外の4回がショールームでの打ち合わせでした。
Web打ち合わせの前日か前々日に、Google Meetの招待が送られてきます。
初回打ち合わせの概要
上記の全体スケジュール説明と設計建築費用の決済タイミングの説明に続いて、カタログの説明(セミオーダーの内容や施主支給不可など)があり、事前に送付していた間取りの希望の内容確認を行いました。それを踏まえて図面を描きながら間取りの検討となりました。

おおよそ上記資料の通りでした。
次回までに「家具リスト」を記入するようにとのことでブランクフォームを渡されました。(搬入予定の家具についてリストアップし、サイズ(扉閉めた時と開けた時それぞれ)を記入するもの)
間取りの検討(初回)
我が家は2階建て、1階に水回り(トイレ・お風呂)と居室が2つあり、2階がLDKとBR+トイレです。これは参考プランのまま変更の希望を出していません。また1階ガレージ(3m位入り込み)です。
1階
一通り間取りの希望について内容確認が済んだ後、設計士の方があらかじめ紙に書いた間取り図を画面に映されました。この時点で以下の点が考慮されていて、1階の玄関・居室・水回り(トイレ・お風呂・脱衣所)と階段が記入されていました。
- 居室2室の間を壁を新築時は造らず、子供が成長したら仕切るようにしたい。
→ 参考プランの左右反転 - 居室は狭くして良い。→ 将来区切った後で約4帖の広さ
- 脱衣所と洗面台を分けたい。
- 玄関土間を広くしてベビーカーや自転車を置きたい。→ 参考プランの約2倍(約2帖)

これを前提として、次のポイントを検討しました。設計士さんがいくつか案を提示してこちらの反応をうかがいつつ懸念点や質問に回答して頂きました。特に知識不足や疑念を感じるような応対はなく、信頼して今後の検討を進められると感じました。
- 階段の入り方
玄関正面の階段形状について、直線かL字(直線で1・2階のどちらかの出入り口を90度曲げる)またはU字(1・2階どちらの出入りも曲げる)のどの形状にするか。(いずれも参考プランの箱型とは異なります)
直線にすると見通しがよく広く感じる一方で両サイドの踊り場スペースが必要になる(土間の広さに影響する)こと、曲げると踊り場スペースがなくて良いが出入り口の壁は活用できなくなること、また、曲げると搬入時に通れない家電・家具が出る場合があること等を会話し、持ち帰り検討となりました。 - 玄関ドアの位置とタイプ
階段の検討の中で直線階段にすると踊り場の分、框を玄関側に出すため土間の広さとの両立ができないことになり、玄関ドアを引き戸にして半帖分外に移動させる案があると提案されました。 - 自転車置き場
駅歩15分以上なので家族4人分の自転車スペースが欲しいと伝えたところ、玄関ポーチ前の壁(ガレージ反対側の側壁)を減らして打ちっぱなしにできることを提案されました。壁を減らせるのが意外でしたが、設計士さんの経験から構造上もいけるとのことで採用しました。 - 洗面台と洗濯機の配置
洗濯機スペースが参考プランでは2階のBR前にあり、これについては騒音の心配をしていましたが1階のスペースに余裕がないようにも考えていたため、BR前から離したいことだけを事前に伝えていました。
打ち合わせの図面では、洗濯機スペースを1階に取れそうということになり洗濯機と洗面台の配置を何パターンか検討しました。観点としては使い勝手と、玄関から洗面室として独立させるスペースがないため、来客時の目隠しの配慮ができるかの大きく2点で、持ち帰り検討となりました。(この時点で騒音の配慮は諦めています)目隠しとして室内格子があるということでしたが高いのを知っていたので話だけ聞きました。
2階
2階の図面には、事前に伝えた以下の点と、LDKのLDの部分が書き込まれていました。
- バルコニーの奥行きを少し広げたい
- リビング学習に使える据え付けの机
検討ポイントはキッチン、トイレ、ロフトへの階段についての位置になりました。1階への階段の入り方も併せての検討ポイントになりました。
- ロフトへの階段とキッチンの位置
ロフトへの階段は固定階段を希望していましたが、そのイメージの確認です。リビング内または隣に設置してロフトと共に”魅せる”階段にするイメージ(細長い建物なのでキッチンはリビングから離れる)にするか、キッチンをリビング隣にしてロフトへの階段をリビングから離すか、の選択でした。ロフトは収納目的なので後者を選択しました。 - トイレの位置
こちらはあまり選択肢がなく、1階との階段の付近になりました。 - キッチンの向きと大きさ(幅)
参考プランでは2,250mmで対面位置でしたが壁向きにすることで、標準内で2,550mmも選択できるとのことで広げることにしました。
- 冷蔵庫の位置
キッチンの背面に置くと通路幅が狭い懸念があり、ロフトへの階段下、1階への階段をL字にして直線階段ならば踊り場となるところに置く、ダイニング内の複数パターンを比較検討しました。 - ダイニングの使い方(広さ)
冷蔵庫をダイニング内に置くパターンの検討から派生して、ダイニングテーブルを置かず(スペースを小さくして)、リビングテーブルをダイニング兼用のものにする案が出ました。これによってLD以外の部分のスペース量が変わります。この点も持ち帰り検討となりました。
また、事前に伝えておいた以下の点については、キッチンの向きは上記の議論で回収されていて、追加の手洗いが必要かどうかは持ち帰りになりました。
- キッチンの向きはこだわらない
- (できれば)リビングの近くに手洗いを追加したい
ロフト
ロフトは図面に反映されておらず、初回打ち合わせでは、2階の検討の中でロフトへの固定階段の位置を検討したのみでした。(ロフトの位置・広さ・天井高の確認は2回目以降の打ち合わせで検討)
室内に飛び出す壁について
その他、参考プランにあった、2階の母屋下がり側の壁面にいくつかある室内に飛び出す壁について、次の質疑応答を行いました。

- 耐震等級に沿って、等級を満たすために壁の量を増やす必要がある。
- 縦長の建物の場合、長辺の壁の強度より短辺の壁の強度確保が問題となり、外壁だけでは不足するため室内に飛び出す壁が必要。
- 片流れ屋根のため、屋根勾配の下側の壁で屋根の重さを支える必要があり、飛び出す壁は勾配下側の壁に沿って必要。
- 壁の数で強度を担保するため、構造設計の結果、壁が追加される可能性がある。(この段階では、設計さんの経験でこの等級ならこの位の壁の量で十分という知見で壁が描かれている)
まとめ(初回打ち合わせ)
打ち合わせの最後に、間取りについてと設計契約に伴う仕様の確認として以下の事項をおさらいでヒアリングされ、議事録としてチェックリストにそれらが記入されて送られてきました。議事録には持ち帰り検討事項も記載されていました。
初回打ち合わせでは、大まかな間取りをその場で書いて方向性とイメージを確認しました。
ただし、下記の間取り・構造に関わる部分にフォーカスします。とはいえ、構造に関わらない部分の質問にも随時答えてもらうことができました。
間取りと設計契約に伴う仕様の確認事項
(3回目の打ち合わせ「建築設計・管理業務委託契約」までに決定する事項):
■ 間取りについて:
- 車の車種、サイズ
- 自転車/バイクの台数
- 部屋の数
- 水回りの位置
洗濯機、洗面化粧台、ユニットバス、キッチン、トイレについて、設置階数(個数)
■ 設計契約に伴う仕様の確認:
- 制震装置( GVA / evoltz / 無)
- 耐震同級( 2級相当 / 3級相当 / 無)
- 耐熱材グレードアップ
- 遮音床有無、階数
- バルコニー金属防水の有無、グレード
- おそらリビング
- 給排水設備追加
- 高断熱窓有無、メーカー(リクシル / YKKAP)
- 無垢フローリング
- 階段手すり 内回り / 外回り (内回りが標準、外回りはオプション)
- ハイブリッド給湯器
- ホームエレベーター
- 防音室
- 住宅性能評価
- 省エネ計算
- 床暖房
- フラット35S
- 地鎮祭
窓について、リクシルとYKKAPの両方の概算見積もりをお願いしました。
参考プランでリビングの床暖房が含まれていたため、標準の扱いで有になっています。
次回2回目の打ち合わせは、間取り検討の続きと窓の検討です。

